はい。
先日刈払機を整備したクライアントさんに依頼されていた排ガス規制前の26ccクラスの刈払機が入荷して来ました。
斜め前から。
クラッチカバー側から。
シャフト。
GWに入る前にとあるサイトを徘徊してたら発見して価格交渉して仕入れました。
そしてGWを挟んだので5/6日の今日入荷して来た次第です。
では、現状確認。
見た所欠品パーツは燃料ホースASSY・燃料フィルター・エアークリーナーカバー・エアークリーナーエレメント位でした。
しかし各部分が綺麗過ぎるので多分新古品状態で必要部分のパーツだけ剥ぎ取られた感じ。
後燃料タンクも取り外してあったみたいで固定ボルトが軽く締めこんであるだけの状態でした。
クライアントさんに渡すので用心して一応各パーツをバラして確認して行きます。
燃料タンクを外して。
出品画像では燃料タンクとエアークリーナーカバーが無い状態だったので燃料タンクASSYとエアークリーナーカバーは準備して置きました。
それと依頼したクライアントさんは本業で使用するので安全装置が付いたスロットルレバーじゃないと駄目と言う事も聞いて居たので事前に中古良品の安全装置付きスロットルレバーASSYも用意して置きました。
では、バラしたので各部確認。
排気側。
見にくいけど新品状態。
吸気側。
こちらもバッチリ新品状態。
ではクラッチカバーから刈払いシャフト&パイプを分離して、スロットルレバーを現状品から安全装置付きスロットルレバーに変更して行きます。
はい。スロットルレバー変更完了。
そこからまたクラッチカバーと刈払いシャフト&パイプを元に戻してエンジン側を点検しながら組んで行きます。
欠品していた燃料ホースASSYと燃料フィルターを燃料タンクに組み込み。
それが出来たら、エンジン本体に燃料タンクを組んで、クラッチカバーと合体させます。
一応キャブを1回バラして確認。
ポンプダイヤフラムだけが皺がよっていたので交換。
キャブを元に戻してエンジン本体に取り付け。
エアークリーナーベースを取り付け後エアークリーナーエレメント・カバーを取り付け。
勿論刈払いギヤ部にもグリスを充填。
その後軽く全体を拭き上げたら完成です。
正面から。
エアークリーナー側から。
マフラー側から。
シャフト側から。
撮影後に混合燃料を入れて作動チェック。
エンジン始動して暖機後にキャブを調整して各部確認したら完成です。
当然ですが、新古品状態だったのでエンジン・刈払い部共にバリバリの絶好調でした。
確認後、クライアントさんに連絡しました。
これならクライアントさんも満足してくれると思います。
やっぱし排ガス規制前の機械は素直で気持ち良いです。
排ガス規制後の機械もこれくらいになると良いのにと思うんですがね。
そんなGW終盤。