はい。
日々の暑さで熱中症になりぶっ倒れたりして居た私です。
もう少し暑さが何とかならないものかしら？
そんな中、先日また刈払機の修理依頼がありました。
前から。
エンジン背面から。
全体図。
メーカー バロネス
型式 PMK31D
です。
写真を見てピンっ!と来た方も居るかもですが、そう、前回三菱T170刈払機の修理を依頼されたクライアントさんが三菱T170刈払機が絶好調になったのでもう1台修理して欲しいと依頼してくれた刈払機です。
修理依頼の内容。
1・燃料タンクの固定がもげて居るから修理。
2・燃料タンクについているプライミングポンプから燃料が滲み出てくるから交換or修理。
3・アクセルレバーの固定がガバガバだから交換or修理。
4・キャブのスロットルニードルワイヤーが錆びているから交換。
5・見た都合で具合が悪い所は整備。
との依頼でした。
取り敢えず預かりましたが……………。
メーカーがまずバロネス!!
何と希少なメーカー………（汗）
しかもかなり古い機種。
果たしてパーツは出るのか!?いや、まず出ないだろうなぁ～……（汗）
取り敢えず現状の状態を確認してからパーツを調べる。
結果。バロネスが希少過ぎて検索してもほとんどヒットせず…。
しかしバロネス製とは言え、経験上多分きっとどこかしらのメーカーOEM供給の機械だろうと考えて調べる。
結果。分かりましたよ。どうやら旧共立製SRM311DのOEM供給機だと判明。
さてここから再度パーツを検索しましたが、何せ排気量が30ccクラスなので出回っている台数も少な過ぎてドナー機も見つからないし、かなりの年代品でパーツもほとんど供給終了。
しかも旧共立製でもかなり希少機種みたいでサードパーティーでも該当するパーツが無いと来たもんだ!!（汗）
さて、どうしたもんか…………………。
色々考えた挙げ句……………。
パーツが使えるかもしれないジャンク品を落札。
前から。
エンジン背面から。
色々面倒だから燃料タンク＆キャブとかをごっそり付け替えてしまえと言う算段でジャンクを落とした物の……………………。
Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ
排気量が違うからまず根本の燃料タンクは付かないし〜。（泣）
しかしアクセルレバーとスロットルニードルは利用出来たので交換。
もうこれで諦めが付いたのでクライアントさんに完全に直すのは無理と報告しました。
幸い、クライアントさんは事情を納得してくれて直せる所だけ直してくれれば良いよと言ってくれたのが幸いでした。
その後キャブをオーバーホール、燃料フィルター交換、スパークプラグを交換、上手いこと燃料タンクがぐらつかない様に加工固定して引き渡しました。
刈払機引き渡し時に新たな注文をクライアントさんから受けました。
30cc超えクラスの刈払機を1台作ってくれと。
メーカーとか機種はお任せするわとな。
クライアントさんはナイロンコードを付けてもバリバリやれる力のある機種をご所望。
重さはパワーがあるから気にならんとの事。
う～ん。刈払機を作るのは良いんだけど今時30cc超えクラスの刈払機で先の事を考えて現行機種に近いモデルでしかも排ガス規制前の機種って今なかなか中古でも希少なんだよなぁ～………。（汗）
出ても数年に1回位しか出ないしなぁ～。
で、ゼノアBC2711（25.4cc）で交渉したけどどうしても無いなら………と今一つの反応。（汗）
仕方がないので気長に待ってもらう条件で1台30cc超えクラスの刈払機を作成する事を引き受けました。
それまでは修理？応急処置したバロネス君で草刈りをするそうです。
こいつが駄目になるまでには何とかなるだろ?と（笑）言いながら帰って行きました。
それから色々探していますがどうなる事やら。
