はい。最近は本業が繁忙期に入ったのか毎日残業の日々です。
そんな中の休日にチマチマ黄泉返り作業をして来て本日1台無事に黄泉返り作業が完了しました。
ではその内容を。
会社でエアブローして大まかな汚れを落とした後に今度は水洗いをしました。
乾燥後に、足りない部品を準備して組み上げて行きます。
清掃済みの本体と清掃済みの点火コイルを組む。
清掃済み&グリスアップ済みのオイルポンプを組む。
清掃&オーバーホールしたスターターも組む。
この時はまだ部品手配中で黄泉返り作業が一時ストップ。
そして後日。
欠品していたエアークリーナーエレメントと損傷していた燃料ホースが揃ったので黄泉返り作業再開。
オーバーホールしておいたキャブを組む。
後日1番最後に来たエアクリーナーエレメントカバーも揃ったので一気に組んで行きます。
この子達も組む。
ガイドバー&ソーチェンも欠品でしたので在庫の中古ガイドバーを引っ張り出して来ました。
ただ、中途半端にガイドバーの塗装が残っていて見た目が悪いので塗料剥がしを塗って残った塗料を剥がします。
残った塗料が剥がせたら耐水ペーパーで表面を磨いてからパーツクリーナーで余分な油分除去して、ガスコンロで軽くガイドバーを炙ってからクリア塗料を数回に分けて吹き付け。
十分に乾燥させた後に本体に取り付け。
では、完成図です。
前面から。
背面から。
斜め前から。
斜め背面から。
上面から。
ここから燃料&チェンオイルを入れて最終チェックをします。
無事エンジン始動→暖機→暖機後にチェンオイルの吐出具合チェック→チェンオイルの吐出具合OK→キャブのH・Lを調整→低速〜最高回転数までのスムーズ具合確認(今回はエンジン最高回転数は12450rpmに)→最高回転数からスロットルを離してからアイドリング状態を確認→アイドリング回転数を調整→数回レーシングをして確認→1回エンジンを停止→再始動させて再始動具合を確認→また数回エンジンをレーシングさせて確認。
と言うのが私がいつもやっている黄泉返り後の最終チェック方法です。
そうした後に燃料とチェーンオイルを抜いてガス欠させるまでエンジンをかけておいて止まったら外観部分をウエスで拭き上げて皆さんの手元に発送されるか・コレクションになります。
ちなみに他の方はどの様に最終チェックをしているのかは分かりませんけどね。
と言う訳で1台優良在庫が出来たので良かったです。