少し日が空いてしまいましたが前々回位に整備したハスク42が絶不調でしたので今回はトラブルシュートをして行きます。σ(^_^)
正直1週間トライ&エラーでした。( ノД`)…
では。始めましょう。\(^o^)/
ハスク42症状。
エンジン掛かるがアイドリング維持出来ずエンジン停止。辛うじて再始動は出来る。
勿論スロットルを握ると即エンジン停止。
さて皆さんは何が原因だと考えるのでしょうか?
私は最初古い機械なのでタンクベントでもダメになっているんだろうと予測してパーツをオーダー。
( ̄ー ̄)
入荷したパーツ。
タンクベント・欠品していたチェーンキャッチャー・ガイドバープレート。( ̄ー ̄)
では交換しますかね。
交換前のタンクベント。
ちょっと湿気ってます。σ(^_^)
タンクの中から押し出します。
はい。抜けて来ました。
上 新品。
下 外したタンクベント。
通気スポンジを組んで。
本体に装着。
奥まで入れる時私は外したタンクベントで押し込んでます。
はい。入りました。
で、余談ですが新品のパーツをこの42に組むなら242XPに付け替えて組もうと考案。
はい。242XPを引っ張り出して来ました。
( ̄ー ̄)
使い古しを42へ。
新品を242XPへ。
ガイドバープレートも付け替え。
左と上 42。
右と下 242XP。
取り敢えず付け替え作業は完了したので記念撮影。
で、これで大丈夫やろ。と明くる日燃料とチェーンオイルを入れてエンジンを始動して見るが症状全く変わらず( ノД`)…
う~ん。とまた悩んでもしかしたらキャブはオーバーホールしたけどキャブ自体が駄目かも。と考えて、またその夜246XP用予備のキャブがあったのでオーバーホールして組み込み。
そして今日。これでもう大丈夫や。(^o^)
と思いながらエンジン始動を試みる。
( ̄ー ̄)
結果。m(。≧Д≦。)m症状全く変わらず。
(´;ω;`)
も~~~‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️何なの⁉️この子っ‼️
と心で叫びながら、各部点検しても異常無しなので、もうこれはいよいよエンジンの中しか無いやろ~‼️‼️‼️‼️‼️
と言う事でキャブやらマフラーを外してシリンダーオープン\(^o^)/
シリンダー内部異常無しっ‼️
コンロッドとピストンを分離して。
ピストン確認。
少しばかり縦傷はあるが問題無さそう。ピストンリングもOK。( ̄ー ̄)
と言っても傷が気になったので軽く紙ヤスリで傷を馴らして置く。
クランクのビッグエンドの純銀ベアリング確認。これも錆び・メッキ剥がれ無し‼️
う~ん( ̄0 ̄;う~ん( ̄0 ̄;と悩みながら取り敢えずシリンダー・ピストン・各ベアリングを洗浄して半ばパーツ取りにしか成らないかなぁと諦めながらエンジンを組む事にしました。(´;ω;`)
で、組もうとしたら!Σ( ̄□ ̄;)
原因を発見‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
そう。これが犯人でした。( ノД`)…
シリンダーを外す時にガスケットが切れるのは良いんですが、画像をよ~く見るとガスケットの一部が欠損して無くなっとるがなぁ~‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
画像左部分ね。( ノД`)…
しかもクランクケースをよく見るとガスケットの欠損箇所が一部液体パッキンで埋めた後があるやんけ~!Σ( ̄□ ̄;)
なので取り敢えずクランクケースに塗ってある液体パッキンを取り除いて面出し。
どうやらガスケットが切れて液体パッキンで埋めたけどそこから圧縮漏れしてたみたい。(´;ω;`)
で、たまたま在庫で246XPのシリンダーガスケットがあったので組み込んで元の状態に。
そこから燃料を入れてエンジン始動を試みる。
( ̄ー ̄)
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
「 私は勝った‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ 」
と心の中で意味不明な宣言をしながら
最初は各部にオイルを多めに塗布しながらシリンダー・ピストンのエンジン部分を組んだのでかなり煙を吐きながらも徐々にエンジンが続き始めました~(^_^)
無事アイドリングを維持し始めたので暖気後キャブのH・L・アイドリングの調整をして確認。( ̄ー ̄)
エンジンの始動性・吹け・再始動性・アイドリング維持異常無し‼️‼️‼️‼️‼️
これでやっと現場で使える様になりました。
\(^o^)/
後は42の初期モデルなので後期型42の外装に変更したら完璧かな?
それはまた作業したら書こうと思います。
そんなやれやれな1週間でした。
と、言ってもまた1台チェンソーがまた来るですけどね。d=(^o^)=b